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「商品写真を撮ってみたけど、夜になると暗くて撮れない」「撮影ボックスって本当に必要?」「グッズが多すぎて、何から買えばいいかわからない」。ネットショップを始めると、こんな悩みが出てきますよね。
商品撮影のグッズは、全部そろえる必要はありません。自分の商品の大きさと、撮る時間帯がわかれば、必要なものはしぼれます。この記事では、特定の商品名ではなく、グッズごとの選ぶポイントと使い方、そして予算に合わせたそろえ方を説明します。
光・背景・角度など、撮り方の基本はスマホでできる商品写真の撮り方にまとめています。この記事は、その「道具編」です。
この記事でわかること
- 撮影ボックス・ライト・背景紙・三脚・レフ板の選び方と使い方
- 100円ショップで代用できるもの
- 予算に合わせた3段階のそろえ方
- 買う前に確認したいこと
まずは「自分の商品」と「撮る時間」を確認しよう
グッズを買う前に、次の4つを確認しておきましょう。これだけで、むだな買い物がへります。
| 確認すること | なぜ大事か | 例 |
|---|---|---|
| 商品の大きさ | 撮影ボックスや背景紙のサイズが決まる | アクセサリーなら小さめでOK。服やバッグなら大きめが必要 |
| 商品の素材 | 光の当て方や、レフ板の必要性が変わる | ガラスや金属はテカリやすい。布は質感を出したい |
| 撮る時間帯 | ライトが必要かどうかが決まる | 昼に窓のそばで撮れるなら、最初はライトなしでも始められる |
| 撮る量 | 三脚やスタンドの必要性が変わる | 商品が多いなら、同じ角度でくり返し撮れる道具が便利 |

ゼロ店長
夜しか撮影の時間がとれない人は、ライトを最初にそろえるのがおすすめです。昼間に撮れる人は、窓の光を使えばライトはあとまわしでも大丈夫ですよ。
撮影ボックス:小物をきれいに撮りたい人に
撮影ボックスは、四角い箱の形をした撮影用の道具です。内側が白く、光をやわらかく広げてくれるので、影の少ない、すっきりした写真が撮りやすくなります。中にライトがついているものもあります。
選ぶポイント
- サイズ:撮りたい商品より、ひとまわり以上大きいものを選びます。商品がぎりぎりだと、はしが写りこんだり、角度を変えにくくなったりします。
- ライトがついているか:ついているものは、夜でも同じ明るさで撮れます。ついていないものは、別にライトを用意します。
- 背景シートの色:白だけでなく、黒やグレーなどが付いているものもあります。白い商品を撮るなら、白以外の色があると便利です。
- たためるか:使わないときにしまえると、部屋がせまくても使いやすくなります。
- 上から撮れる穴があるか:真上からの写真を撮りたいなら、天井に穴があるものが便利です。
使い方のコツ
- 商品はボックスの真ん中に置き、背景のシートはなるべくしわをのばします
- ボックスのはしが写らないよう、少しズームして撮ります
- 明るさを調整できるライトなら、商品に合わせて少しずつ変えて撮りくらべます
いっぽう、服や大きなバッグなど、ボックスに入らない商品には向きません。大きな商品は、このあと紹介する背景紙とライトの組み合わせのほうが使いやすいです。
ライト:夜でも同じ写真が撮れる
自然の光は、天気や時間で明るさや色が変わります。ライトがあると、いつ撮っても同じ明るさ・同じ色で撮れるので、お店の写真に統一感が出ます。
選ぶポイント
- 色温度(光の色):光には、オレンジっぽい色から青白い色まで「色味」があります。商品の色を正しく見せたいなら、昼間の太陽に近い白い光が基本です。色味を調整できるライトもあります。
- 演色性(えんしょくせい):照明メーカーの資料では、演色性は「光によって物の色の見え方がどれだけ変わるか」を表す性質で、Ra(アールエー)という数字で示し、最高が100とされています。100に近いほど、自然の光で見たときの色に近く見えます。商品の色を大切にしたいなら、Raの表示があるかを見てみましょう。
- 明るさを調整できるか:明るすぎると白い商品が白くとびます。調整できると便利です。
- 光がやわらかいか:光を広げる白い布や板(ディフューザー)がついていると、影がやわらかくなります。
- 数:1つでも撮れますが、2つあると左右から光を当てられ、影を減らしやすくなります。
使い方のコツ
- 部屋の天井の電気は消して、撮影用のライトだけにします(色がまざらないように)
- ライトは商品のななめ前から当てるのが基本。真正面から当てると、のっぺりした写真になりがちです
- 反対側にできた影は、レフ板で明るくします
背景紙・背景シート:お店の雰囲気をそろえる
背景紙は、商品のうしろと下に敷く紙やシートです。背景をそろえると、商品ページを並べたときにお店全体がきちんと見えます。
選ぶポイント
- 色:迷ったら白。商品の色がいちばん正しく見えます。白い商品にはグレーや黒も便利です。
- 素材:紙はやすく手に入りますが、折れやしわがつきやすいです。ビニールなどのシートは、汚れをふけるものもあります。
- 大きさ:商品をおいて、うしろの壁まで「ゆるいカーブ」をつけて置ける大きさがあると、背景のつなぎ目が写りません。
- 柄(がら):木目や大理石風の柄は、雰囲気のある写真になります。ただし、柄が目立ちすぎると商品がかすむので、メイン写真は無地が安心です。
背景紙を立てておくスタンドがあると便利ですが、最初は壁にマスキングテープでとめるだけでも十分です。
三脚・スマホスタンド:ブレない、同じ角度で撮れる
手で持って撮ると、どうしても少しずつ角度や距離が変わり、手ブレもおきやすくなります。三脚やスマホスタンドでスマホを固定すると、何個の商品でも同じ角度で撮れるので、ショップの写真がそろいます。
選ぶポイント
- 自分のスマホがはさめるか:スマホをはさむ部分(ホルダー)の幅を確認します。ケースをつけたまま使うなら、その厚みも考えます。
- 高さ:机の上の小物なら低めの卓上タイプ、服などを上から撮るなら高さが出せるものが向いています。
- 真上から撮れるか:アームをのばして真上から撮れるタイプもあります。平たい商品やセット内容の写真に便利です。
- 安定しているか:軽すぎると、スマホの重さでかたむくことがあります。
- リモコン:スマホのセルフタイマーでも代わりになりますが、ワイヤレスのシャッターがあると撮影がはかどります。
レフ板:影をやわらかくする
レフ板は、光をはね返して、影になった部分を明るくする板です。ライトや窓と反対側に立てて使います。
- 白:自然でやわらかい明るさになる。いちばん使いやすい
- 銀:はね返す光が強い。明るくしたいときに
- 黒:光を吸いこむ。ガラスや金属の商品のふちを引きしめたいときに使うことがある
たためる丸い形のものが売られていますが、白い板や画用紙でも十分に代わりになります。
100円ショップで代用できるもの
100円ショップの道具だけでも、かなりの撮影セットが作れます。品ぞろえはお店によってちがうので、近いもので代用してください。
| 撮影グッズ | 100円ショップでの代わり | 注意点 |
|---|---|---|
| 撮影ボックス | 白いカラーボード(発泡スチロールの板)を組み合わせる | 大きな商品には向かない。光は窓やライトで |
| 背景紙 | 白い画用紙、模造紙、リメイクシート | しわや折れ目が写らないように、丸めて保管する |
| レフ板 | 白いカラーボード、アルミシート(銀のレフ板の代わり) | アルミは光が強いので、当てすぎに注意 |
| スマホスタンド | 卓上のスマホスタンド、ミニ三脚 | しっかり固定できるか、スマホの重さでかたむかないか確認 |
| 小物の固定 | 粘着ラバー、ねり消し、マスキングテープ | 商品にあとが残らないか、目立たない場所で試す |
| ライト | LEDのライトなどが売られていることもある | 色や明るさが写真向きとはかぎらない。色が正しく写るか試し撮りを |
組み立て方はスマホでできる商品写真の撮り方で手順つきで紹介しています。

ゼロ店長
まずは100円ショップの白いボードで撮ってみて、「夜に撮れない」「影が気になる」など困ったことが出たら、そこだけ専用のグッズにかえる。これがいちばんむだのないそろえ方です!
予算に合わせたそろえ方
グッズは、一度に全部買うより、困ったことを1つずつ解決する順番でそろえるのがおすすめです。
| 段階 | そろえるもの | 向いている人 |
|---|---|---|
| ステップ1:まずは手持ち+100円ショップ | スマホ、窓の光、白いボード・画用紙、スマホスタンド | これから始める人。昼間に撮影できる人 |
| ステップ2:困ったところだけ専用品に | 撮影用ライト(夜に撮る人)、撮影ボックス(小物が多い人)、背景シート | 夜しか撮れない人。写真の明るさをそろえたい人 |
| ステップ3:商品数がふえたら | ライトをもう1つ追加、高さの出せる三脚、背景紙スタンド | 商品が多く、撮影の時間を短くしたい人 |
値段は、同じ種類のグッズでも大きさや機能でかなりちがいます。買う前に、商品の大きさに合うか、自分のスマホで使えるかをよく確認しましょう。ネットで買う場合は、サイズ表示(たて・よこ・高さ)と、返品の決まりを見ておくと安心です。
なお、事業のために買った撮影グッズは、経費になる場合があります。何が経費になるかは副業の経費にできるもの一覧を見てください。
買う前のチェックリスト
- 撮りたい商品の一番大きいもののサイズを測った
- 撮影する時間帯(昼か夜か)を決めた
- 手持ちのものや100円ショップで代用できないか考えた
- 撮影ボックスは、商品よりひとまわり以上大きいか確認した
- ライトは色味・明るさを調整できるか、演色性(Ra)の表示があるか確認した
- スマホスタンドに自分のスマホ(ケースつき)がはさめるか確認した
- 置き場所と、しまう場所を考えた
まとめ
- グッズを買う前に、商品の大きさ・素材・撮る時間帯・撮る量を確認する
- 撮影ボックスは小物向け。商品よりひとまわり以上大きいものを
- ライトは夜でも同じ写真が撮れる。光の色と演色性(Ra)、明るさの調整を見る
- 背景は迷ったら白。三脚やスタンドで角度をそろえると、お店に統一感が出る
- まずは100円ショップで代用し、困ったところだけ専用品にかえる
ゼロ店長のひとこと:道具は「写真をよくするため」ではなく「お客さんに正しく伝えるため」に使うもの。実物と同じ色・形が伝わるか、いつも確認しながら撮りましょう。
料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。

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