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「新しい商品を作りたいけど、売れなかったらどうしよう」
「たくさん作ってから売れ残るのがこわい」
そんなときに役立つのが「テスト販売」です。テスト販売とは、本格的に作ったり仕入れたりする前に、少しだけ売ってみて、お客さんの反応を確かめることです。
この記事では、テスト販売の目的、具体的な手順、結果の見方、そして気をつけることを、はじめての人にもわかるように説明します。

YOSHI
テスト販売は「小さく試して、大きく失敗しない」ための方法です。売れるかどうかを、自分の思いこみではなく、お客さんの反応で確かめましょう。
テスト販売とは?やる理由
商品が売れるかどうかは、作る前にはなかなかわかりません。自分では「いい商品だ」と思っても、お客さんには伝わらないこともあります。テスト販売には、次のような良いところがあります。
| テスト販売の良いところ | 説明 |
|---|---|
| 売れ残りを減らせる | 少ない数で試すので、売れなくても在庫やお金の負担が小さい |
| お客さんの声が聞ける | 買った人の感想から、直したほうがいいところがわかる |
| 値段が合っているかわかる | その値段で買ってもらえるかを確かめられる |
| 作る手間や時間がわかる | 実際に作って送ってみると、1個あたりの手間がわかる |
売れる商品の考え方そのものは、売れる商品の選び方で説明しています。テスト販売は、そこで選んだ商品が本当に売れるかを確かめる「最後の確認」のようなものです。
テスト販売の手順
- 確かめたいことを1〜2つに決める:「この値段で売れるか」「この色とあの色、どちらが人気か」など。いろいろ一度に確かめようとすると、結果がわかりにくくなります。
- 作る数・仕入れる数を決める:売れ残っても困らない数にします。ハンドメイドなら数個、仕入れ商品なら少ない数から始めましょう。
- 売る場所を選ぶ:お客さんが集まっている場所で試すと、反応が見えやすくなります(次の見出しで説明します)。
- 期間を決めて売る:「2週間」「1か月」など、いつまで様子を見るかを先に決めます。
- 結果を記録する:見られた数、お気に入りの数、売れた数、お客さんの声をメモします。
- 続けるか・直すか・やめるかを決める:記録をもとに、次にどうするかを決めます。
値段のつけ方は、テスト販売の前に一度、利益が出るかを計算しておきましょう。計算のしかたはネットショップの値段のつけ方にまとめています。
テスト販売をする場所の選び方
はじめてのテスト販売なら、もともとお客さんが集まっている場所を使うと、反応を見やすくなります。
| 売る場所 | 向いている商品 | テスト販売でのポイント |
|---|---|---|
| フリマアプリ | いろいろな物 | 出品しやすく、お気に入りの数などで反応がわかりやすい |
| ハンドメイドマーケット | 手作りの作品 | 手作り品をさがしている人に見てもらえる |
| 自分のネットショップ | オリジナル商品 | SNSなどで、自分でお客さんを集める必要がある |
| マルシェ・イベント | 手に取って選びたい物 | お客さんの反応や質問を、その場で直接聞ける |
それぞれの売り場のちがいは、フリマアプリ・ハンドメイドマーケット・自分のショップの使い分けでくわしく説明しています。どの場所でも、テスト販売だからといって、商品の説明や対応の手をぬいてはいけません。買ってくれたお客さんには、いつもと同じようにていねいに対応しましょう。

YOSHI
テスト中は「売れたか・売れなかったか」だけでなく、「どこで止まったか」を見るのがコツです。見られていないのか、見られたのに買われていないのかで、直す場所が変わりますよ。
結果の見方|どこを見て判断する?
テスト販売のあとは、結果を次の4つに分けて考えると、何を直せばいいかが見えてきます。
| 結果 | 考えられること | 次にやること |
|---|---|---|
| あまり見られていない | 商品が見つけてもらえていない | タイトル・写真・タグ・SNSでの紹介を見直す |
| 見られるが、お気に入りが少ない | 写真や第一印象で興味を持ってもらえていない | 1枚目の写真や商品名を見直す |
| お気に入りは多いが、売れない | 値段や説明、送料などで迷われている | 説明文・値段・送料・よくある質問を見直す |
| 売れた・感想がもらえた | この方向で合っている可能性が高い | 作る数を少しずつ増やし、感想をもとに改良する |
「売れなかった=商品がダメ」とはかぎりません。見られていないだけということも多いのです。どこで止まっているかを確かめてから、直す場所を決めましょう。
お客さんの声を集めるには
買ってくれた人の感想は、テスト販売でいちばん大切な情報です。商品といっしょに、「使ってみたご感想を聞かせていただけるとうれしいです」と書いたカードを入れるなど、無理のない形でお願いしてみましょう。集めた声の生かし方は、お客さんの声から商品をよくする方法で説明しています。
テスト販売で気をつけること
- テスト販売でも、普通の販売と同じルールを守る:自分のネットショップで売るなら、特定商取引法に基づく表記なども必要です(2026年10月時点)。
- 売上は記録しておく:少しの売上でも、帳簿に記録しておきましょう。
- 「試作品」なら、そう伝える:形や仕様が変わるかもしれないなら、説明文にはっきり書いておきます。
- 結果が出る前に、たくさん作らない:テストの意味がなくなってしまいます。
- 1回の結果だけで決めつけない:時期や季節によって売れ方は変わります。できれば、直してからもう一度試しましょう。
よくある質問
Q1. テスト販売は何個くらい用意すればいいですか?
A. 決まった数はありません。売れ残っても困らない数が目安です。作るのに時間がかかる物や、材料費が高い物ほど、少ない数から始めましょう。売れ方を見ながら、少しずつ増やしていけば大丈夫です。
Q2. テスト販売のときは値段を安くしたほうがいいですか?
A. 安くしすぎると、「その値段だから売れた」のか「商品が気に入られた」のかがわからなくなります。できれば、本番で売りたい値段で試してみましょう。値引きをするなら、値引き前の値段の書き方のルールにも気をつけてください(2026年10月時点)。
Q3. 売れなかったら、その商品はやめたほうがいいですか?
A. すぐにやめる必要はありません。「見られていない」「見られたけど買われていない」など、どこで止まっているかを確かめて、写真や説明、値段を直してからもう一度試してみましょう。それでも反応が少なければ、別の商品を考えるのも1つの方法です。

YOSHI
テスト販売は、失敗しても次に生かせる「小さな実験」です。記録をつけながら、少しずつ商品をよくしていきましょう!
まとめ
- テスト販売は、本格的に作る前に少しだけ売って、お客さんの反応を確かめる方法
- 確かめたいことを1〜2つにしぼり、作る数・期間を先に決める
- はじめはお客さんが集まっている売り場で試すと、反応が見やすい
- 結果は「見られたか」「お気に入りされたか」「売れたか」に分けて考える
- テスト販売でも、表記や記録など普通の販売と同じルールを守る(2026年10月時点)
料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。

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