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「商品の写真を撮ってみたけれど、なんだか暗い」「お店の写真みたいにならない」。そんなふうに悩んでいませんか。
ネットショップでは、お客さんは商品を手に取ることができません。だからこそ、写真がお店の「顔」になります。でも、高いカメラはいりません。いつも使っているスマホと、ちょっとしたコツで、写真はぐっと見やすくなります。
この記事でわかること
- 商品写真が大切な理由
- 光・背景・角度の3つの基本
- 何枚撮ればいいか、どんな写真をそろえるか
- 100円ショップの道具で作る撮影セット
- 加工のしすぎに注意したい理由
商品写真が大切な理由
お店で買い物をするときは、商品をさわったり、近くで見たりできます。ネットショップでは、それができません。お客さんは、写真と説明文だけで「買うかどうか」を決めます。
写真が暗かったり、ぼやけていたりすると、「本当にきれいな商品なのかな?」と不安になります。反対に、明るくてはっきりした写真は、それだけで安心感につながります。写真は、お店の店員さんのかわりに商品を説明してくれる大事な役目を持っているのです。

ゼロ店長
上手な写真より「わかりやすい写真」を目指しましょう。色・形・大きさが正しく伝われば合格です!
基本その1:光は「窓からの自然な光」がいちばん
写真のできばえは、光でほとんど決まります。いちばんかんたんでおすすめなのは、昼間の窓から入る自然な光です。
- 窓のそばで撮る:晴れた日の昼間、窓の近くに商品を置きます。
- 直射日光はさける:日光が直接当たると、影がこくなりすぎます。レースのカーテンごしの、やわらかい光がちょうどいいです。
- 部屋の電気は消す:天井の電気と窓の光がまざると、色が黄色っぽくなったり青っぽくなったりします。
- フラッシュは使わない:テカリや強い影が出やすく、商品の色が変わって見えます。
窓と反対側に影ができたら、白い板(レフ板=光をはね返す板)を立てると、影がやわらかくなります。レフ板は、あとで紹介する100円ショップの道具でかんたんに作れます。
基本その2:背景はシンプルに
背景(商品のうしろに写るもの)がごちゃごちゃしていると、お客さんの目が商品に向きません。生活感のあるものが写りこむと、お店としての印象も下がってしまいます。
| 背景の色・素材 | 向いている商品 | ポイント |
|---|---|---|
| 白 | ほとんどの商品 | 商品の色がいちばん正しく見える。迷ったら白 |
| 木目 | 雑貨、食器、ナチュラルな商品 | あたたかい雰囲気が出る |
| グレー・黒 | 白い商品、金属、アクセサリー | 白い商品が背景にとけこまない |
| 布 | ハンドメイド作品、小物 | やさしい雰囲気。しわはのばしておく |
背景は、お店の中でなるべくそろえましょう。商品ページを並べたときに統一感が出て、きちんとしたお店に見えます。
基本その3:角度を変えて「さわったような情報」を伝える
1つの角度だけでは、商品の形や厚みがわかりません。いろいろな角度から撮ることで、手に取って見ているような情報を伝えられます。
- 正面:商品の全体がわかる、いちばん大事な写真です。
- ななめ45度:立体感や厚みが伝わります。
- 真上:お皿や平たい小物、セット内容を見せるのに向いています。
- うしろ・横・底:見えない部分も見せると、安心してもらえます。
- アップ(寄り):素材の質感、ぬい目、細かい模様を見せます。
スマホのカメラは、広角(広く写るレンズ)のまま近づきすぎると、商品の形がゆがんで見えることがあります。少しはなれた場所から、ズームを少し使って撮ると、ゆがみが少なくなります。
何枚撮る?そろえたい写真のリスト
のせられる写真の枚数は、使うネットショップのサービスによってちがいます。目安として、次のような写真をそろえておくと、お客さんの「知りたい」にこたえられます。
| 写真の種類 | 伝わること | 優先度 |
|---|---|---|
| メイン写真(正面・白背景) | どんな商品か、ひと目でわかる | 必ず |
| ななめ・横・うしろ | 形、厚み、見えない部分 | 必ず |
| アップ写真 | 素材、質感、細かいつくり | 必ず |
| 大きさがわかる写真 | 手に持つ、定規やペンと並べる | できれば |
| 使っているイメージ写真 | どんな場面で使えるか | できれば |
| セット内容・色ちがい | 何が届くか、色の選び方 | あてはまれば |
| キズや汚れ(中古品の場合) | 届いてからの「思っていたのとちがう」を防ぐ | 中古品なら必ず |
いちばん最初に表示されるメイン写真は、一覧ページや検索結果にも出てきます。ここは白背景で、商品が大きくはっきり写っている写真を選びましょう。

ゼロ店長
1回の撮影で多めに撮っておくのがコツです。あとから「この角度がない!」とならずにすみますよ。
100円ショップの道具で作るかんたん撮影セット
専用の撮影キットを買わなくても、100円ショップで手に入る道具で十分な撮影セットが作れます。お店によって品ぞろえはちがうので、近いもので代用してください。
| 道具 | 使い方 |
|---|---|
| 白いカラーボード(発泡スチロールの板)2〜3枚 | 1枚を下に置いて背景に。もう1枚を立ててレフ板にする |
| 白い画用紙・模造紙 | 壁から床へ、カーブさせて置くと、背景のつなぎ目が写らない |
| リメイクシート(木目・大理石風など) | 板にはって、雰囲気のある背景にする |
| スマホスタンド・ミニ三脚 | スマホを固定して、手ブレを防ぐ。同じ角度でくり返し撮れる |
| マスキングテープ | 背景の紙をとめる。商品の置き位置に目印をつける |
| ねり消し・粘着ラバー | アクセサリーなど、転がる小物を立てて固定する |
撮影セットの組み立て方
- 窓の近くに机を置き、白いボードを机の上に敷きます。
- うしろに白い画用紙を立てて、下のボードまでゆるくカーブさせます。
- 窓と反対側に、もう1枚の白いボードを立ててレフ板にします。
- スマホをスタンドに固定して、商品を真ん中に置いたら撮影スタートです。
撮るときは、スマホのタイマー機能を使うと、シャッターを押したときのブレも防げます。レンズが指紋でくもっていないかも、撮る前に確認しましょう。
加工のしすぎに注意しよう
スマホのアプリを使えば、明るさや色をかんたんに変えられます。少し明るくしたり、傾きを直したりするのはOKです。でも、加工しすぎると大きなトラブルの原因になります。
- 色を変えすぎない:届いた商品の色が写真とちがうと、「思っていたのとちがう」と返品やクレームにつながります。
- キズや汚れを消さない:特に中古品では、キズを消すのは絶対にやめましょう。お客さんをだますことになります。
- フィルターは弱めに:おしゃれなフィルターでも、商品の本当の色がわからなくなるなら使わないほうが安心です。
- 実物より良く見せすぎない:実物よりいちじるしく良く見せる表示は、景品表示法(お客さんをまどわす広告を禁止する法律)の問題になることもあります。
目安は「実物を見たときと同じに見えるか」です。加工したあとは、商品を横に置いて見くらべてみましょう。

ゼロ店長
写真をきれいにしすぎて、届いた商品にがっかりされたら本末転倒です。「正直な写真」がいちばんの信用になります。
撮った写真をもっと活かすには
きれいに撮れた写真は、ショップの商品ページだけでなく、SNSでも使えます。特にInstagramは写真や動画が主役なので、商品写真との相性がばつぐんです。使い方はInstagramでネットショップに集客する方法で解説しています。
また、写真を撮る前の「どんな商品を売るか」で迷っている人は、売れる商品の選び方もあわせて読んでみてください。
まとめ
- 光は、昼間の窓からのやわらかい自然光がいちばん。部屋の電気とフラッシュは使わない
- 背景はシンプルに。迷ったら白で、お店の中でそろえる
- 正面・ななめ・アップ・大きさがわかる写真など、角度を変えてそろえる
- 100円ショップの白いボードと画用紙で、撮影セットはかんたんに作れる
- 加工は「実物と同じに見える」範囲まで。キズを消すのはNG
ゼロ店長のひとこと:最初の1枚は、うまく撮れなくて当たり前です。窓のそばで、何枚か撮りくらべるところから始めてみましょう。
料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。

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