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「納品するとき、どんなメッセージをつければいいの?」
「修正をお願いされたけど、何回まで受ければいいかわからない」
ココナラやクラウドワークスなどでスキルを売る仕事は、作ったものを納品して、お客さんに確認してもらうまでがひとつの仕事です。納品のしかたや、修正をお願いされたときの返し方しだいで、お客さんの満足度は大きく変わります。
この記事では、納品の前のチェック・納品メッセージの例文・修正回数の決め方・作業の範囲をこえるお願いへの返し方を、やさしく説明します。
- 修正のトラブルは「最初の約束」で防ぐ
- 納品の前にチェックすること
- そのまま使える納品メッセージの例
- 修正をお願いされたときの返し方
- 作業の範囲をこえるお願いへの返し方
- 知っておきたいフリーランス法のルール
- よくある質問

YOSHI
修正のお願いは、「もっとよくしたい」というお客さんの気持ちのあらわれです。あわてずに、最初の約束にそって、ていねいに返していきましょう。
修正のトラブルは「最初の約束」で防ぐ
修正でもめる原因の多くは、「どこまでが料金にふくまれるか」を最初に決めていないことです。仕事を受ける前に、次のことを決めて、出品ページや見積もりに書いておきましょう。
| 決めておくこと | 書き方の例 |
|---|---|
| 作業の範囲 | 「ロゴ1点・デザイン案は2つ」「記事1本・3,000字まで」など |
| 修正の回数 | 「修正は2回まで料金にふくむ」 |
| 修正の範囲 | 「色・文字の大きさなどの調整は修正にふくむ。まったく別の案を作るのは追加料金」 |
| 追加料金 | 「3回目からの修正は1回〇円」 |
| 確認の期間 | 「納品から〇日以内にご確認ください」 |
取引の前に決める条件は仕事を受ける前に決める取引条件、料金の考え方はスキル販売の料金の決め方でくわしく説明しています。
納品の前にチェックすること
納品してから「ファイルが開けない」「文字がまちがっている」と言われると、お客さんにも自分にも手間がかかります。送る前に、次のチェックをしましょう。
- 注文の内容と合っているか:最初のやりとりをもう一度読み、数・大きさ・ファイルの形式などを確かめる
- 誤字・脱字がないか:お客さんの名前やお店の名前、商品名はとくに注意
- ファイルが開けるか:自分で一度開いてみる。スマホでも見られるか確かめる
- ファイル名がわかりやすいか:「logo_final_v2.png」のように、何のファイルかわかる名前にする
- ほかの人の作品や素材を勝手に使っていないか:素材を使ったときは、そのルール(ライセンス)を守っているか
- 作ったデータをとっておく:修正のときに使うので、自分の手元にも保存しておく
作ったデータの保存のしかたは副業のデータのバックアップ方法を参考にしてください。
そのまま使える納品メッセージの例
納品メッセージには、「何を送ったか」「何を確認してほしいか」「修正のルール」の3つを入れると、お客さんが迷わずに確認できます。〔 〕の中は、自分の仕事に合わせて書きかえてください。
〔〇〇〕様
お世話になっております。〔ペンネーム〕です。
ご依頼いただいた〔ロゴのデザイン〕が完成しましたので、納品いたします。
【納品物】
・〔ロゴ画像(PNG・透明背景) 1点〕
・〔ロゴ画像(JPG・白背景) 1点〕
【ご確認いただきたいこと】
・色や形が、ご希望のイメージに合っているか
・文字のまちがいがないか
修正は〔2回〕まで、料金の範囲内で対応いたします。
気になるところがありましたら、〔〇月〇日〕までにお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
「何を確認してほしいか」を書いておくと、お客さんは見るポイントがわかり、返事もしやすくなります。修正の回数と、いつまでに知らせてほしいかも、ここでもう一度伝えておきましょう。
修正をお願いされたときの返し方
修正のお願いが来たら、すぐに作業を始める前に、お願いの内容を自分の言葉でまとめて確認しましょう。思いちがいのまま直すと、もう一度修正が必要になってしまいます。
〔〇〇〕様
ご確認ありがとうございます。
いただいた内容を、次のように理解しました。
1. 〔文字の色を、こい青に変える〕
2. 〔下の文字を、少し大きくする〕
まちがいがなければ、〔〇月〇日〕までに修正版をお送りします。
(今回で、お約束の修正〔2回〕のうち〔1回目〕となります)
修正のお願いがわかりにくいとき
「なんとなくイメージとちがう」のように、どこを直せばいいかわからないお願いもあります。そんなときは、次のように選べる形で質問すると、答えてもらいやすくなります。
| 質問のしかた | 例 |
|---|---|
| どこを直したいかを聞く | 「色・形・文字のうち、とくに気になるのはどれですか?」 |
| 見本をお願いする | 「イメージに近いものがあれば、教えていただけますか?」 |
| 案を2つ出して選んでもらう | 「A案(明るめ)とB案(落ち着いた色)、どちらが近いですか?」 |

YOSHI
修正のお願いを確認するときは「何を・どう直すか」を番号つきで書くのがおすすめです。おたがいの思いちがいがぐっと減りますよ。
作業の範囲をこえるお願いへの返し方
ときには、修正の回数をこえたり、最初の約束とはちがう作業をお願いされたりすることもあります。そんなときは、ことわるのではなく、「追加の作業」として選べるようにすると、おたがい気持ちよく話を進めやすくなります。
〔〇〇〕様
ご連絡ありがとうございます。
今回いただいた〔デザインを全部別の案に作りなおす〕件は、
最初にお約束した作業の範囲をこえる内容のため、
追加のお見積もりとして〔〇〇円〕、納品は〔〇月〇日〕でお受けできます。
もし最初の案をもとにした修正であれば、
お約束の修正回数の中で対応いたします。
どちらがよいか、ご検討いただけますと幸いです。
- 最初の約束を、やさしく伝える:相手を責める書き方はしない
- 追加の料金と納期を、はっきり書く:あとから「こんなにかかると思わなかった」とならないように
- 約束の範囲でできることも伝える:相手が選べるようにする
- サービスのルールにそって追加の支払いをお願いする:サービスの外でお金を受け取るのはやめましょう
サービスによっては、追加の料金を支払ってもらうしくみや、取引の完了についてのルールがあります。くわしい手順は、使っているサービスの公式ヘルプで確認してください。
知っておきたいフリーランス法のルール
フリーランスの人を守るための法律として、「フリーランス法(フリーランス・事業者間取引適正化等法)」があります。経済産業省などの資料では、仕事を頼む側の会社などに、次のようなルールがあると説明されています(2026年10月時点)。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 取引条件をはっきり伝える | 仕事を頼むときに、作業の内容・報酬の金額・支払う日などを、すぐにはっきり伝える |
| 報酬を期限までに払う | 原則として、納品物を受け取った日から60日以内の、できるだけ短い期間に払う |
| してはいけないこと | 1か月以上の仕事では、正当な理由のない受け取りの拒否や、不当なやり直しのお願いなどが禁止されている |
ルールが当てはまるかどうかは、相手が従業員を使っている会社かどうかや、仕事の期間などによってちがいます。困ったときは、国の相談窓口や、厚生労働省・公正取引委員会のサイトで確認しましょう。
よくある質問
Q1. 修正の回数は何回くらいにすればいいですか?
A. 決まった回数はありません。仕事の種類や料金に合わせて自分で決めます。大切なのは、回数と、何が修正にふくまれるかを、仕事を受ける前に書いておくことです。
Q2. 納品したのに、お客さんから返事がありません。どうすればいいですか?
A. まずは「ご確認いただけましたでしょうか」と、やさしく一度連絡してみましょう。返事がないときに取引がどうなるかは、サービスごとにルールがちがいます。使っているサービスの公式ヘルプで確認してください。
Q3. 修正のお願いが何度も続いて、終わりません。
A. 最初に決めた修正回数をもう一度伝え、それ以上は追加の作業になることを、ていねいに説明しましょう。サービスの中で解決できないときは、そのサービスの問い合わせ窓口に相談できます。あやしいお願いや、サービスの外での取引にさそわれたときは、副業詐欺の見分け方まとめも見てください。

YOSHI
最初の約束・わかりやすい納品メッセージ・修正の確認。この3つをそろえれば、「また頼みたい」と思ってもらえる取引に近づきますよ!
まとめ
- 修正のトラブルは、作業の範囲・修正回数・追加料金を最初に決めて防ぐ
- 納品の前に、注文の内容・誤字・ファイルが開けるかを確認する
- 納品メッセージには「何を送ったか」「確認してほしいこと」「修正のルール」を書く
- 修正のお願いは、自分の言葉でまとめて確認してから作業する
- 範囲をこえるお願いは、追加の料金と納期を示して選んでもらう
- フリーランス法では、頼む側に、取引条件をはっきり伝えることや60日以内の支払いなどのルールがある(2026年10月時点)
料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。

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